不登校の日常vol.76 見破る眼を開け
例え学会員だからといっても、急な不具合が生じたらすぐに「魔が来た」と思ってしまうのは、あまりいけないことです。
でも、今回の件は、マジで魔が大きく競い起こっているとしか思えない。
法華経の眼で見れば、私がまた入ろうとしている世界は、私が復帰して教育現場に貢献するのをめちゃくちゃ嫌がってor恐れているに違いないのです。
というのは、まず、復帰プログラムの再開を渋る管理職。彼がまざまざと魔の姿を見せてくれました。
今年の2月中旬、私は休職の延長申請をするために管理職と面談することになっていました。
でも、当日になって「学校に行きたくない、嫌だ」と体が学校に行くことを拒否して、面談に行くことができなかったのです。もちろん管理職にはそのことを報告しましたが、その報告を面談の時間より後にしてしまったので、これが私にとっていけないところでした。
時間にルーズになってしまっていたのが、今回のトラブルを引き起こしてしまったのだと思います。
面談に行けない、と自分で察した時点で、すぐに連絡しなければいけませんでした。
そして、そのミスにつけ込みつつ、さらには私に関して県から寄せられた出処の分からない苦情も加担して、管理職は私の復帰プログラム再開を渋りだしました。
その、出処の分からない苦情というのが、「私が街中で遊び回っている。いつも同じ男の人と一緒にいる、という目撃情報が多数上がっている」というものでした。
確かに、普通に働いている人からしてみれば、病気休職中の私が、平日に街中を歩いていれば「遊んでいる、ふざけんな」と見られるのかもしれません。
しかし、精神疾患を持つ人にとって、日の光を浴びて日中活動できるように街中を歩くことは、ある程度必要なことです。
あと、「いつも同じ男の人と一緒にいる」というのは、(おそらく)彼氏のことであって、そんなプライベートなことを県に苦情つけるのはいささか変な気がします。
「病気休職中の私が、平日に街中をほっつき歩いているという目撃情報が、県に多数寄せられた」のなら、私ひとりが「申し訳ありませんでした、自宅での療養に専念致します」と言えば良いのです。
それを、「いつも同じ男の人」と、赤の他人まで巻き込んで苦情をつけているのは、その人にとっても迷惑な気がします。
「目撃情報」を言ったのは誰なのか、そもそも「目撃情報」を言ったのは1人なのか、はたまた複数の人がバラバラに言ったのか。真相は分かりませんが、苦情をつけるなら私1人につければいいのです。
それをなぜ、他の人まで巻き込むのか。そこに、相手の卑怯なところが見えます。さらに、その人のことに関していえば、私の外見を事細かに覚えていて、私の今の事情も知っていて、かつその人もかなり広範囲をほっつき歩いているということになります。
しかし、私はそんな毎日街中に出ている訳ではないので、よほど目と記憶力が良いか、その人自身がずっと街中に居なければ、目撃する確率は低いでしょう。
と考えると、相手は、私に何らかの嫉妬やマイナスなイメージを持っているのだと思います。
「いつも同じ男の人と一緒にいる」というところから、それは感じられます。
ともあれ、そういうミスや、よく分からない噂話、また、私の代わりの臨時採用の助手さんが見つかったことから、管理職は私の復帰プログラムの再開を阻止し、あわよくば私を退職させようと目論んでいるのだと思います。
その後ろには、私が復帰することによって今後成し遂げられていく、数々の救済のドラマが彩られていくことを恐れる魔の姿と、発達障害や抑うつ状態、適応障害に関する正しい知識を持ち合わせていない、持とうとせずに逃げようとし、自分の考えだけで復帰プログラムを推し進めた結果、失敗に終わってしまったことについて、ミスの原因をすべて私に押し付けようとする管理職の弱い心が見えました。
実際、私は復帰プログラムを始める前、周りの職員の声が聴覚過敏を誘発させるから、と言って、ノイズキャンセリングイヤホンの使用許可を直接管理職に取りました。(実物も見せました)
その時の管理職は、「どうぞ使ってください(^ ^)」とすぐに快諾してくださいました。
しかしそのことが、何と…。
「教員は生徒の声や周りの声が聞けないと務まらないのに、ヘッドホンをするとはどういうことだ」
ヘッドホン?
私が話したのは、ノイズキャンセリングイヤホンですよ?(;´∀`)
何か、管理職の中で記憶がねじ曲がっていたのです。そして、畳み掛けるように、さっき書いた「校長面談に来られなかった」ことを武器に、復帰プログラムを再開することを渋り出したのです。
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起こったミスをどうやって解決していくか、2度と起こらないようにどう改善していくか。
その対応から逃げるための白々しい嘘や言い訳を、最もらしい正論に飾り立てて並べ、ちょっとの噂話を針小棒大にして相手の周りから囲っていく。これは、今まで私が受けたいじめやパワハラの手口と同じです。
この、くだらない言い訳や噂に対して、私は正面から戦いを挑むことにしました。
なぜなら、この魔の受け方は、学会の「大阪事件」や「宗門事件」と似たところがある気がするのです。
しかし、学会は、すべての事件において勝ってきました。全ての魔を見破り、嘘を炙り出し、1歩も引き下がらなかったのです。
さらに、教育部の先輩の話によれば、今は時代の流れの転換期にあります。「長いものに巻かれろ」という風習が破られ、青年たちが躍動する時代へと変わりつつあります。
学会も、創立100周年へ向けての総仕上げへの10年に入りました。その総仕上げや次の世界を作って行く青年たちへ、今、魔が強く起こっているのだそうです。ともすれば、その地涌の陣列に、私も入っているのです。
だから、これだけ大きな魔が競い起こっている。たったのそれだけです。
また、管理職の言い分も、単に「自分の失敗を認めたくない」という弱いワガママな気持ちに負けているだけの、とてもシンプルなものだと思います。
私がしでかしたミスはしっかりと管理職に謝罪しつつ、いまだ競い起こる障魔に、まっすぐに戦っていこうと思います。