荒ぶる女子の実習日誌

不登校になった自閉症スペクトラム持ちの実習助手の日常を綴ります。クラシック音楽と写真が好き。カフェ巡りとか小説とかエッセイやってます。ちなみに創価学会員です。

不登校の日常vol.62 意外な真実

今週のお題「外のことがわからない」

 

こんにちは。ムシムシする今日この頃、国内各地が梅雨入りしましたが、いかがお過ごしでしょうか。

結井は相変わらず同人誌の原稿書けてないし、毎日をダラダラ過ごしているだけです(・∀・)

まあ、うつにはダラダラ過ごすことが必要だと思うので、気にせずダラダラしています。←原稿

 

さて、今回の記事。実は前回のお題の記事を書いた後、一つ思い出したことがあるのです。

「外のことがわからない」そういえば、かなり重大なものがあったなあ・・・。

 

それは、学校

 

昨今のメディアやネットでは、教員や部活のあり方がブラックだと色々騒がれていますが、それは本当です。

もちろん、他の職業だってブラックなものはたくさんあると思いますが、教員経験者の私から見て、学校の内部がブラックだということは間違いありません。

中でも、私が経験した学校(自分がかつて通ってた学校もコミ)の中でダントツ面倒なのは、「自称進学校です。

え、何それ?とお思いの方もいらっしゃると思うので、簡単に説明すると、自称進学校は大体普通科の高校の中にある有名な進学校よりレベルが中途半端、型落ちしたような学校で、有名な進学校みたいな教育をしたくてもどうにも空回りばかりして生徒も教員も噛み合わない学校のことです。

私が通っていた高校は、服装とか遅刻とかにめちゃくちゃ厳しくて、「何でそんなことまでいちいち言われなきゃいけないの?」と常識ある生徒がうんざりするようなことまで学年集会でうるさく言われていました。

しかも、教員の中には生徒をバカにする発言をした教員もいて、何で教員やってるの?と言いたくなるような教員もいました。

で、何が言いたいかというと、こういう自称進学校の教員や学校は、閉じた空間なので外のことが入ってきづらい状態にあるのです。しかも、塾を非常に嫌って、(そのわりに塾提供の模試は受けさせる)学校の授業や補習だけで国公立に受かるとかほとんどありえないことをのたまうので、生徒は塾に行かせない限り、基本毎日学校に閉じ込められます。閉じ込める、と書くとお叱りを受けそうなのですが、はっきり言って塾の代わりも担う教員たちの授業のクオリティーはどうかというと、最悪です。

あんなの受けるなら塾行って少しでも分かりやすい授業受けたほうが身のためです。

というのは、私が自閉症スペクトラム持ちかつ聴覚情報の処理で生きていたからです。

聴覚情報を得ようにも、言っていることが難しい、分かりにくい情報だと、結局分からないままです。

そこに、クオリティーの低い補習を、何の理由の説明もなく、土曜も心を休めることを許されずに強要されれば、自閉症スペクトラムの人は高確率で嫌になると思います。(誰でも嫌になると思いますが)というのは、自閉症スペクトラムの人は、自分のルーティーンや考え方を急に荒らされたり邪魔されることを非常に嫌います。

そこに、まだ事前に理由説明コミの連絡が入れば理解することはできますが、私の場合、2、3年生であった補習は何も理由を語られずに、いきなり私のクラスのみ強制されました。

しかし、教員たちは、保護者をうまい感じに丸め込みます。てか、進路指導会みたいなので洗脳してきます。

学校の指導のみで大学に行くことができる、昨年度は〜人中・・・人、つまり○人に*人、こんなに有名大学に受かりました!と数字を使ってうまい具合にだましてきます。何か催眠商法みたいだよね。

でもそれ、ひと学年とかひとクラスとかで計算に当てはめると、実は大したことない。

 

ので、元自称進学校生かつ元自称進学校で勤務した教員の結井から、皆様にお願いがあります。

学校に騙されないように、常に大学や学習内容の情報は掴んどきましょう。そして、勉強は、自分の得手不得手をしっかり調べてからやったほうがいい。ので、ぜひ心理検査とか受けてください。私の後悔から言います。

ちなみに結井は聴覚情報処理に長けていたので、話術のうまい塾の先生の講義とか、キクタンみたいに聴いて覚える系の教材が合っていたと思います。心理検査やると(WAIS‐4おすすめ)そういう自分の特性がわかるので、勉強もやりやすくなると思います。

補習も嫌だったらサボったっていい。その代わり、自分で勉強する強さを持とう。嫌な先生たちに負けるものかと。

また、自称進学校の嫌なところは、断固国公立主義、公務員とかカタギの道洗脳が多いので、空想科学読本よりも子どもの夢を壊しやすいということです。でも、工業高校で色んな進路に進む生徒たちを見てきた私に言わせると、子どもは夢を見させ続けたほうがいいです。下手に親とかが入って干渉するより、とことん自分のやりたいことをやらせて、挫折や成功を味わわせたほうが、より良い人間に育つと思います。しかも、あんまり否定されてばっかだと、子ども・・・てか私も大人もそうだと思うけど、無気力になりませんか?正直、無気力の子どもを立て直すほうが難しいです。経験上。

 

なので、私が皆さんにやってほしいのは、学校の言うがままに生きるのではなくて、自分のやりたいことに責任を持って、堂々とやることです。文句言ったり干渉してくる人はスルーしましょう。だって自分の人生、自分が主役なんだから、やりたいことやらなくてどうする。

あと、最新の情報を(特に学部学科や奨学金関連は絶対)常に見張ることです。

教員はあてにしなくていい。もちろん一生懸命指導してくださる方もいらっしゃると思いますが、「あ、合わない」「何かおかしい、この学校」って思ったら、直感信じてください。それ合ってます。

というのは、教員の環境って今が令和なのに、まだ昭和って揶揄されるくらい古いので。

 

だから私も、常に最新の情報に目を見張り、生徒を後押しできるようなサポートをしていきたいと思っています。

自分の環境が良くなきゃ、現場の生徒たちのその時その時に合う指導もできませんからね。

 

追記

 

日曜日に、一人暮らし先の近くにある某カフェレストランで、プリンパフェ食べました(*´∀`*)
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ジョッキに入っているので量多めかと思いきや、大体普通のパフェくらいの量でした。

プリンも美味しかったし、ミルクアイスのなかに入っていたパイ生地が良いアクセントになってて、ペロッといけました(๑´ڡ`๑)

またパフェ食べたいです。皆さんの好きなパフェはなんですか?