荒ぶる女子の実習日誌

不登校になった自閉症スペクトラム持ちの実習助手の日常を綴ります。クラシック音楽と写真が好き。カフェ巡りとか小説とかエッセイやってます。ちなみに創価学会員です。

不登校の日常vol.56 感謝とは

新型コロナウイルス感染者が段々と減少傾向にあり、これまで強いられてきた自粛が段々と解除されつつあります。

その中で、私も不登校と言う名の休職中ながら、自由に心を休めるためのあらゆる手段が奪われ、母親の無知ゆえの色んな侮辱や強要にぐったりし、4回もオーバードーズして一時期は生きるのを諦めかけた事もあります。

無知ゆえに人は知らず知らずのうちに人を傷つける。しかし自分が教えてやっている、守ろうとしても、その人を傷付けているということも、また無知ゆえに分からないのだなあと思って母親のことを嘆いてばかりいました。

だけど、嘆いてばかりいても仕方ないし、理解させようとすれば上から目線だと反発される。だけど、ここは理解させようとするより、今の教育でも必要とされる、「自ら気付かせる」ことを母親には今後、仕掛けていこうと思います。

でも、この考えに至るまでは、私には色んな物を我慢しなければならない苦しみがあり、友人に会えない寂しさがあり…。と、この自粛期間中は、今私自身が、実は持っていた大切な宝物を初めて確認できた、気だるいと思っていた日常に、実は好きなものや大切なものがたくさんあったのを教えてくれた、ものすごく重要な期間だったと思います。

インスタ映えがウザいと思っていたスタバが実は大好きなカフェだったこと、勉強やブログ執筆に欠かせないくらい大切な場所だったこと。

ショッピングモール巡りが実は大好きで、知らない間に世間のいろんな情報を得ていたこと。

今は休職中だけど、本当は私が就職したあの県が大好きで早く帰りたいこと。


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写真やオーケストラ鑑賞が自分にとって重要なエネルギー源だったこと。


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お金を貯めておく重要性、無駄遣いしてはいけない理由。

図書館やスポーツジムも自分の心を休め、鍛えるのに一役買っていたこと。

行くのが面倒だと思っていた学会会合や、御書講義、座談会、家庭コンで人と対話したり、興味無い人の話を聴くことも実は幸せで楽しくて、大切な時間だったこと。

キツい、ウザい、ストレス溜まると散々腹を立ててきたこの自粛期間は、こういった自分を取り巻く環境、日常が、実は幸せなものだったことを教えてくれたような気がします。

 

もちろん、まだ精神的に苦しいこと、耐えられないこと、どう向き合えばいいのか分からなくて困っていることがたくさんあります。だけど、それはこれから絶対に乗り越えられると確信しています。

こんなに苦しい自粛を潜り抜けたのだから、自由度が上がっていくこれからは良くなるさと。

そして、自由度が低い実家暮らしですが、私の両親、特に父親は70歳近いため、もうこんなに実家で生活できることは二度と無いと思います。家の愛犬も、もう13歳。こんなに一緒に居られる日はもう来ないでしょう。


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だから、いつかはこの毒親にしんどいと苦しんだことも、人に笑って話せる日が来ると思います。

 

何だか、自分がここまで前向き思考になれたのは、絶対に学会の皆さんのおかげだと思っています。

ここまで色んな事に感謝できるのも、やさぐれそうになっても長引かないのも全て。

 

そして、戻り行く日常の風景や久しぶりに飲むコーヒーショップのカフェラテの味、明るいニュースやツイート、聖教新聞の池田先生の励まし、色んなものに感謝してまた日常に戻ろうと思います。


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小説もエッセイも前向きに考えて取り組みたいです。