荒ぶる女子の実習日誌

不登校になった自閉症スペクトラム持ちの実習助手の日常を綴ります。クラシック音楽と写真が好き。カフェ巡りとか小説とかエッセイやってます。ちなみに創価学会員です。

私の活動体験vol.10 リアルで来た!魔との闘争

学会で有名な御書、「兄弟抄」にはこうある。

 

この法門をとけば、必ず魔が競い起こる。

この魔を恐れてはいけない、従ってはいけない。

 

その魔とは、簡単に言えば親や周囲の無理解やバッシング、他の宗派の人たちからのバッシング、仲間や大切な人の死、など。様々です。

法華経について学びが深まれば深まるほど、魔は巧妙かつタイムリーに襲ってきます。その魔を打ち破ってやる!打ち破ろう、とお題目や努力を続ければ、必ず魔を破れるというのが学会の考え方です。

 

と、話すのは簡単。でも、実行するのはまじで難しい。これが本当の魔との闘争です。

 

この魔との闘争を、私は2月初旬くらいにリアルで体験しました。いや、これまでも何回も魔とは闘ってきました。だけど、それは自分の不安な心だったり、鬱による死魔だったり、自分の心の中での話でした。

この時体験したのは、人を介した魔との闘争でした。

 

ことの始まりは、彼氏が親御さんが聞いたこんな話。

「親御さんの友人が亡くなったんだけど、そうしたらその人の家に突然創価学会を名乗る人が来て、いきなり『友人さんは創価学会員です』とカミングアウトされ、その人の金品?(←詳しいことは話されてないのでよく分かりませんが)というか、御本尊様?を勝手に持って行かれた」のだそうです。

 

その話を聴いてから、それまでは学会のことに関しては特に何も言わなかった彼氏が、急に学会を嫌うようになりました。

何を持って行ったか定かではないし、突然来た人が本当に学会員なのか確証もないし、色々うやむやなところがあるので信ぴょう性も無いのに…。

私はひどく傷つきました。私が知る学会員さんたちは、一般人より常識的でマナーに厳しく、誰もそんなことをする人はいませんでしたし、学会では常にマナーや常識を重んずるので、そんなことをするはずはない、と私も安心しきっていたのです。

まぁ時にはクセ強くて嫌な人もいましたが…(^^;

そして、彼氏はそれを皮切りに、世間の出所もよく分からない噂話から学会の悪口を言うようになりました。

実際の学会では、世間に伝わるような噂話や悪口にあるようなことは絶対にありません。

 

なので、この事態をどうにか食い止めるために、私は彼氏と仏法対話に臨みました。

2月初旬、福島と山形を旅行した時、山形の旅館で深夜にまで及んで対話をしました。その様子は、次の記事でお話しします。

 

が、結論から言うと…。

真実を知ろうともしないのに、よくもまあ噂だけ知って信じてるもんだなぁ。

そして、「穏便に結婚の事を済ませたい」と言う割には、私に、私の両親に学会宣言しろとか、波乱万丈を呼ぶこと頼んでどうすんの?あんたは蚊帳の外か?自分は信仰してないから、お前1人で闘え?はあ??

 

お前にとって私って大切じゃないの?

宗教云々関係なく、大切な人が苦難に向かおうとしてるのなら、それを応援するのがパートナーじゃないのか?

控えめに言って◯ね、と思いました。

 

怒りと不満が募りました。

 

彼氏との結婚は、無理なんじゃないかと、そして、私は彼氏にこう言ってしまいました。

 

学会入ってごめんね。と。

 

いや、学会に入らなければ解決できなかった問題はたくさんあります。だけど、この時私は、自分が学会に入ったから彼氏と結婚に向けて進めないんだなと思ってしまったため、完全に魔に負けてしまったのです。

信心をやめさせようとする、これまでにない大きな魔に。

 

勿論、仏法対話はこれ一回で終わるわけではないし、今後も続けていきたいのですが、このコロナウイルスの自粛でなかなか学会員さんたちに会えないこと、鬱で本が読めないことなどがまた邪魔して(魔なだけに)、すごくきつい闘いを強いられています。

 

もしこの記事を見た学会員さんがいらっしゃいましたら、アドバイスよろしくお願いしますm(_ _)m

 

✳︎ 追記 ✳︎

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これは、その山形での仏法対話の翌日、山形から帰るときに飛行機から見た雲海です。

仏法対話を頑張ったからか、諸天が舞っていたような気がしました。そしてこの日は第2代会長戸田城聖先生のお誕生日でした。

雲海を見ていると、戸田先生が、「よく頑張ったな!」と仰ってくださったような気がして人知れず涙が溢れていました。