荒ぶる女子の実習日誌

不登校になった自閉症スペクトラム持ちの実習助手の日常を綴ります。クラシック音楽と写真が好き。カフェ巡りとか小説とかエッセイやってます。ちなみに創価学会員です。

不登校の日常vol.43 蘇生の瞬間

こんにちは。

外は晴れててお花見日和なのに、外出自粛が続いてしんどいですね(・ω・`)

私も、昨夜は不眠と悪夢の連続で、気持ちは鬱々していました。

 

でも、昼になって母親が、「犬の撮影会をしたい」と言うので、家の近所に出向きました。

Nikon D5100さんを持って。

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桜は散り始めていて、時折吹く強い風に多くの花びらが散っていました。

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そんな桜の姿に、夢中でシャッターを切りました。

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今回は全てマニュアルモードで撮影しました。
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写真を撮っているうちに、何か私の奥底に眠っていたものが蘇ってくる感覚がしました。

何かが燃えていくような、前を向かせようとするような力。

何かを追い求めるような力。

生命力だったのかもしれません。

それまであまり動かなかった私が、嘘のように動き回っていました。

 

この蘇生体験は、昨年も経験があります。

昨年3月、パワハラやいじめに耐えかねて早期退職した後、私はそこでも軽くうつになっていました。あまり生気がなく、体も動きませんでした。

そんなある日、偶然Twitterで、名フィル午後のコンサート」の情報を見ました。

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そのプログラムのチャイコフスキー交響曲第6番『悲愴』」を見た瞬間、私は飛び上がりました。

そして、チケットがかなり売れ残っているため、当日販売もやる、との情報を見た瞬間、一気に目覚めました。嘘のように動けるようになり、メイクも着替えもそこそこに、会場の金山まで猛ダッシュで行って、S席チケットを買えたのは、本当にラッキーだったと思います(*´ー`*)

その後の悲愴は感動に感動し、それまで冷え切っていた私の心が、クラシック音楽を好きだったことを一気に思い出させてもらったのと同時に、「また生で名フィルや悲愴を聴きに行こう」と生きがいをもらえました。

 

こんな感じで、私はクラシック音楽写真に蘇生させてもらってたのです。

今はまだクラシック音楽を通しで聴くまでの気力は無いですが、そのうち写真と同じように、蘇生の気力をもらえたらなぁ、と思います(^^)

 

↓本日のベストショット、愛犬ベルさんと桜

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